階段はつらい

 2009/12/12


文殊岳山頂にてたぶん今年最後の山歩き。
いつも山歩きを楽しんでいるので、時には良いことをしようと「清掃登山」に行ってきました。
outside BASEの田中ケン氏が主催するイベントです。
山歩きをしていて捨てられたゴミを目にすることがありますが、いつもはゴミを拾って持ち帰る余裕もなく。
自然風景を楽しんでいる身としては、人様が捨てたゴミとは言え、持って帰ることによって次に歩く人も楽しんで貰えたり、自然環境の保護・・云々・・・。
こういうきっかけで常日頃からゴミを拾って持ち帰るように心がけなきゃ。
イベントでもなければ行くことはないだろうと思われる山です。
静岡県・清水の北部に位置する竜爪山(りゅうそうざん)という双耳峰の山。
北部は薬師岳(1051m)、南部は文殊岳(1041m)です。
小学生の遠足でもよく行かれる山と聞いていたのですが・・・。

去年の京都紅葉巡り以来、一年ぶりに走る東名高速。
富士川SAで快適な車中泊で夜を明かします。

集合は西里の黒川キャンプ場と聞いていたので、ここから歩き出すと標高差は約800mもあるので相当の覚悟で臨んでいました。いや、ホントに。
実際は林道を奥深くまで登り、登山口のある穂積神社まで約500m高度を楽に稼ぎました。

神社の裏から登山道は続きます。
登山「道」と呼べるのはほんの僅かな区間で尾根までほぼ階段の連続でした。階段と言うより梯子と言った方が適切な箇所も。
階段以外にも巻き道はあるのですが、とても急でしんどい道の様でした。
自分の歩幅と合わない規則性のある階段は本当に歩きづらいです。
でも階段の設置がなければ登れなかったでしょうね。

樹林の間から富士山が見え隠れします。
視界が開ける所には丸太のベンチ?も置かれて一息入れられます。
南西の方角から見る富士山、その裾野は十里木高原に繋がり、越前岳、愛鷹山の山塊に盛り上がります。
その先は伊豆半島に連なる地形を見渡すことも出来ます。

尾根の取り付きから薬師岳はすぐそこ。
薬師岳は展望が殆ど無いので隣の文殊岳へ。少し下って登り返すごく普通の尾根道です。

文殊岳は南側の展望が抜群で眼下に清水の街並みと駿河湾、もちろん伊豆半島も。
ベンチもテーブルもいくつか設置されており、僕ら清掃登山チームもここで大休止と。
ここまで一時間弱の行程でしょうか。

休憩も終わった所で下山しながらゴミ拾い開始です。
マナーの良い人が多いのか予想に反してゴミは少なかったです。
でも道をはずれて左右に広がるといくつか見かけます。
ゴミを捨てるためにわざわざコースをはずれるのでしょうかね。



登ってる時には写真を撮す余裕がありませんでした。
・・・下りも・・・。
もう、階段は嫌・・・膝が泣きます。

下山後は集合場所の黒川キャンプ場に戻り、ここでキャンプとなります。
予想はしていたけど賑やかなキャンプ。
苦手なことの一つです。

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