これまで中央アルプスの山々には行ったことがありませんでした。
千葉から出かけるとなると白馬と同じくらい遠いところだったからかなあ。
年に一回開いているネット仲間との再会キャンプを、中央アルプスの麓、千畳敷カール近くのキャンプ場で行うことにしてから、ここでの紅葉を見ることをとても楽しみにしていました。
ここに行きたいために近いキャンプ場を選択したと行っても良いくらいです(笑)
千畳敷カールへはロープウエイで一気に行くことが出来ます。
標高差約1000mを7分くらいで運んでくれるのでラクチン。
今回は午後にキャンプ場へインの予定だったので、カールの遊歩道を巡るだけだったので、とてもTREKとは言えないですが、こんな素敵な山岳風景を思いっきり楽に行けるプランのご紹介と言うことで掲載します。
楽ですが早起きは必須ですよ。
いつものように前夜からのP泊です。
ロープウエイの山麓のしらび平駅まではその遙か手前からマイカーは入れませんので、中央道の駒ヶ根ICから5分程度の菅の台バスセンターからバスに乗り込みます。
バスセンターの駐車場は24時間空いており(ゲート発券機あり)夜中でも入ることが出来ます。
駐車場のGPS情報:N35.44.25 E137.53.40
我が家が着いたのは12時頃です。
かなりの台数が駐車できそうですがこの時点でほぼ3割程度は埋まっていたでしょうか。
みなさん明日に備えてお休みのようです。
翌日の始発バスは6:10、5時の起床予定で我が家も寝支度と。
見上げる空は一面の星空、撮影欲より睡眠欲の圧勝なり(笑)
5時に起きると外はザワザワ。
バス停には既に乗車待ちの列が出来ています。
大急ぎで身支度を整え我が家も列に並びます。
いやはや、予想外の混雑です。
皆さん、今が盛りの千畳敷カールの紅葉を愛でに行くのですね。
この時期は時刻表では30分間隔ですが臨時便が出て、そんなに待った感覚はなく乗ることが出来ました。
ロープウエイ山麓駅でもバスが着くたびに乗客がはき出され、乗車待ちの列が出来ますが、ロープウエイの待ちも30分程度だったかな。
山頂駅の駅舎から山麓方面の出口に初めに出てみました。
見渡す限りの雲海、遙か向こうに南アルプスの山々、塩見岳と農鳥岳の間から富士山も、北側には遠く八ヶ岳も見えます。
快晴の空に照りつける太陽のひかり。
もっと早い時間なら雲海も厚くモコモコ感もたっぷりだったでしょうね。
今日の日の出はサイコーだったに違いないと。
見下ろす左側の鉄塔の残骸??が風景的には残念です。
駅舎に戻り、反対側のカール側出口へ。
圧倒的な山容と雄大なカール、天を突く剣の様だからそう名付けられたと直ぐに「宝剣岳」が正面に聳えています。
紺碧の青空、どこを見渡しても雲が一つもありません。
絵的にはちょっと欲しいところ。
駅舎はカールの下1/3くらいの高さにあります。
ここから遊歩道が整備されていてどちら周りでも周回できますが、時計回りでカールをトラバースするコースの方が景色を眺めるには良いと思います。
遊歩道ですからどちら周りでも体力的には差はないでしょう。
紅葉自体の紅の鮮やかさはロープウエイ山頂駅手前の森が濃かったですが、とても雄大な風景と、青空と、花崗岩の山肌の白さと、見下ろす先の南アルプス連峰と、トータルで見るとそれは見事な紅葉でした。
遊歩道をトラバースして下りに入るところに宝剣岳への登山道分岐があります。
この分岐から宝剣岳へは1時間程度です。
登山道はジグザグに切ってありますがどうも急登っぽい(笑)
稜線まで登ったらきっと御嶽山ももしかしたら乗鞍岳とか北アルプスも見えたかも。
木曽駒ヶ岳も見たかったなあ・・・。
ちょっとだけ登ってみましたが制覇は次のチャンスに♪
ゆっくり周遊して下りロープウエイが混雑する前に下山です。
山麓駅に着くと乗車待ちの人が溢れていました。
10:30、この時間で待ち時間は3時間程度だそうです!
13:30に着いて1時間程度紅葉を愛で、下りに3時間程度待って山麓駅に17:30・・・。
1時間のために6時間の待ち時間って計算です。
夏もそうらしいですがこの季節も5時にはバスに並び始めるか、普通の時間に来て混雑は覚悟するか。
いやはや、楽してこんな風景を見られるとなると多くの人が来るんですね。
僕もですが・・
千畳敷カールがお花畑になる頃、テントを背負って再訪したいですね。
萌えてますね@千畳敷が!
でも人が多いですねえ~、ここはちょっと躊躇しちゃうかもしれません^^
今が盛りでしたよ@紅葉
今年の秋は紅葉を追っかけようかなあ。春の桜のように^^
人混みは乗り物だけで千畳敷カールから上は大したこと無いですよ。
涸沢より空いています♪